横山健
今日のミュージックステーションにKen Yokoyamaが出演した。
高校時代はHi-standardが全盛期で、大人になってからも未だに聴き続けているし、Ken Yokoyamaは去年私が介護を退職して転職の道を決めてから、私の背中を尚押し続けてくれている。
一つは、東日本大震災の復興活動として、ライブハウス建設やライブなどを健さんやBrahmanのToshi-lowがやっていたことを知って、その活動を通して彼らの話を聞くごとにますますその人間性に魅力を感じて好きになった。
今までテレビ出演を拒否してきた健さんが、テレビに出るということは一部のファンは否定的ではあるものの、私は単純にテレビで健さんを観れるのが嬉しかった。音楽、人間性も大好きだけれどもちろん顔も大好きなのです…笑
つわりがひどい時、夢に健さんが出てきた日の翌朝は憑き物が落ちた様に元気だったりと個人的にお世話になってもいる。健さん様様である。
てっきりMステに出るロックバンドの多くがやる様に、お客を入れてライブさながらワァ〜っとやるんだと思っていた。
でも予想とは違い、本当にただシンプルにバンドのみでの演奏だった。
正直、少し肩透かしをくらった気分だった。もちろん、昔バンドがメジャー音楽シーンで活発だった頃の生放送で「何かやってくれるんじゃないか」と期待していた部分があったからだ。
ここ数年のテレビを媒体としてのメジャー音楽シーンは詰まらない。
どうしてか答えは簡単なのだ。
好きなバンドがテレビに出ないからである。
健さんは、「自分が演奏する姿を観て、かっこいいな、ギターやりたいなって若い人が増えて欲しい」とMステの中で語っていた。
ただただ照明の下で、演奏し歌う健さんの姿を観て想った。
この演出も、きっと健さんが自分の想いが1番伝わるだろうと考えてやった演出なんだろうな。
そんなことを考えながら、
新曲「I Won't Turn Off My Radio」の演奏をひたすら脳にやきつけようと真剣に観ていたら少しジーンときた。
確かに健さんの想いが自分に届いた様な気がした。
ちょっぴり期待していた、健さんの暴れ具合や、アクシデントなんて、私の本当に浅はかでミーハーな期待だったんだなって。
今回のテレビで更に健さんを好きになった。
そして、今も、
radio…radio…radio…radio…
のリフレインが鳴り止まないのだ。