エターナル・サンシャイン

深夜にやっている映画番組「Moving Movie」を毎週録画していて、
結構面白い映画がやっているのでたまの楽しみに観ています。

先日は「エターナルサンシャイン」でした。ジム・キャリーケイト・ウィンスレット

題名が聞いたことあったので、有名な恋愛映画なんだろうと思って観ていましたが、すごく良かったです。

恋愛関係における「記憶除去手術」が題材になっていて、最初は物語のピースを並べるのに苦労しましたが、観ていくうちにその手術の怖さと淋しさ、不安にどんどん引き込まれていきました。

「記憶の中」で別れた恋人の記憶を消すことに躊躇したジムは、ケイトと共に記憶の地図上で逃避行をし、もう逃げ切れなくなって…


記憶除去手術は、現実にはないけれど例えば認知症だったり、死だったり、愛する人の存在が消えてしまう怖さ、淋しさにいつか自分が襲われるかも知れない不安は、逃れられない現実として、みんな持っているんじゃないかなと思います。


毎日の中で、相手に腹を立てたり、不満を感じたり、要求したり、嫌いになることがあっても良いじゃない。
そういう相手がいるってことの幸せを改めて感じられる映画だと思います。

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